オリジナル原材料(開発事例)

マツモトマイクロスフェアーMシリーズ

アクリル樹脂形状小球/ポリメタクリル酸メチル

「材料素材のポリメチルメタクリレート(PMMA)は安全性の高いポリマーであり、コンタクトレンズ、歯科材料などに使用され、さらにFDAの食品容器の材料としても認められている素材です。マツモトマイクロスフェアーMシリーズは、PMMAの球状微小球化と表面形態の調整や粒度分布のコントロールなどによって、化粧品材料として有用な粉体材料として開発されました。
Mシリーズはメチルメタクリレートモノマーの懸濁重合と精製・分級工程を経て、高い純度のPMMAの微小球として化粧品材料用に商品化したものです。

M-100

M-100

M-310

M-310


マツモトマイクロスフェアーMシリーズの化学構造式

マツモトマイクロスフェアーMシリーズの化学構造式

マツモトマイクロスフェアーMシリーズの特長

  1. 球状による効果
    ローリング効果により化粧料の伸びが良く、ソフトな使用感を与えます。
    さらにプレスドパウダー製造において充填性が向上し、製品の割れを防ぎます。
  2. 表面性状による効果
    無機粉体にくらべ皮脂とのなじみが良く、表面の平滑状、凹凸状の差で吸油、吸水量をコントロールします。
  3. 対溶剤性
    架橋PMMAはエタノールなどの有機溶剤に安定です。

マツモトマイクロスフェアーMシリーズの特性

マイクロスフェアー M M-100 M-101 M-305 M-306
外観 白色粉体 白色粉体 白色粉体 白色粉体 白色粉体
表面形態 微小真球 微小真球 微小真球 微小真球 微小真球
表面凹凸 表面平滑 表面平滑 表面平滑 表面平滑
成分 PMMA PMMA PMMA 架橋PMMA 架橋PMMA
粒度分布巾(μm) 5〜20 5〜20 5〜20 5〜20 4〜15
平均粒子径(μm) 8 8 9 8 9
融点(℃) 約200 約200 約200 約200 約200
見掛比重(g/f) 0.6〜0.7 0.6〜0.7 0.7〜0.8 0.6〜0.7 0.7〜0.8
真比重(g/f) 1.1〜1.25 1.1〜1.25 1.1〜1.25 1.1〜1.25 1.1〜1.25
pH 5〜7 5〜7 5〜7 5〜7 5〜7
重金属(ppm) 10以下 10以下 10以下 10以下 10以下
ヒ素(ppm) 2以下 2以下 2以下 2以下 2以下

マツモトマイクロスフェアーMシリーズの各グレードの応用特性

  1. マイクロスフェアー M
    表面が凹凸状のため吸油性、吸水性が高く化粧くずれを抑えます。
  2. マイクロスフェアー M-100、M-101、M-305、M-306
    粒度分布の幅があり平滑性に富んでいます。
  3. マイクロスフェアー M-305、M-306
    架橋PMMAであるため、エタノールなどの有機溶剤に対して安定しています。

マツモトマイクロスフェアーMシリーズの化粧品用途

  • リキッドファンデーション類
  • パウダーファンデーション類
  • ボディパウダー類
  • クリーム類
  • ローション類
  • リップスティック類
  • エアゾール類

マツモトマイクロスフェアーMシリーズの収載公定書類

粧外規

マツモトマイクロスフェアーMシリーズの貯法

密閉容器にて保存。

製  造  元 松本油脂製薬株式会社
注意事項
より詳しい資料を希望される方は場合は、別途お問い合わせください。当社営業担当よりご案内申し上げます。原料によりましては、 書類の取り交わしが必要なものがございます。