カオーアキポ RLM-45NV | カオーアキポ RLM-45 | カオーアキポ RLM-100NV | カオーアキポ RLM-100 | |
製造会社 | 花王株式会社 | |||
化粧品表示名称 | ラウレス-6カルボン酸Na、水 | ラウレス-6カルボン酸 | ラウレス-11カルボン酸Na、水 | ラウレス-11カルボン酸 |
INCI name | Sodium Laureth-6 Carboxylate, Water | Laureth-6 Carboxylic Acid | Sodium Laureth-11 Carboxylate, Water | Laureth-11 Carboxylic Acid |
医薬部外品名称 | ポリオキシエチレンラウリルエーテル酢酸ナトリウム | ポリオキシエチレンラウリルエーテル酢酸 | ポリオキシエチレンラウリルエーテル酢酸ナトリウム | ポリオキシエチレンラウリルエーテル酢酸 |
中文名称 | 月桂醇聚醚-6 羧酸钠、水 | 月桂醇聚醚-6 羧酸 | 月桂醇聚醚-11 羧酸钠、水 | 月桂醇聚醚-11 羧酸 |
カオーアキポシリーズの特長
- マイルド
活性剤によるタンパク質の変性度が低く、洗い上がりの肌水分保持量も高い - 皮膚洗浄力
皮脂汚れを利用し、洗浄剤に変え、皮膚に負担をかけず、皮脂汚れを落とす - 感触向上
シャンプーのコンディショニング性を高める効果があり、すすぎ時の感触が向上する - 退色防止
特定のアミノ酸系活性剤と併用することで、染毛の退色防止効果を発揮する(RLM-45NVで確認)
期待されるエビデンス
配合シャンプーによるカラー褪色抑制
- 毛髪の準備
人毛髪(100%)を用いて市販の脱色剤 (GATSBY EXハイブリーチ) を用いて 2回脱色後、市販の髪染め (Recrome G アッシュブラウン) を用いて染色 - 染色髪の褪色試験 (30日間の加速試験)
①10%に希釈した各種シャンプー50gを60℃に加熱する。
②染色済みの毛束1gを入れ、60℃に保ちながら、20分間放置する。 - 測定方法
色差計を用いて測定(褪色試験前後の6箇所(L*,a*.b*)の平均値から色差(ΔE)を計算、比較した)
構成成分 | 試料 | コントロール | 役割 | |
1 | 各種アニオン活性剤 | Act.9.00 | Act.12.00 | アニオン性 |
2 | カオーアキポRLM-45NV | Act.3.00 | – | 界面活性剤 |
3 | アンヒトール20AB | 6.66 | → | 両性界面活性剤 |
4 | グリセリン | 3.00 | → | 保湿剤 |
5 | EDTA-2Na | 0.05 | → | キレート剤 |
6 | フェノキシエタノール | 0.50 | → | 防腐剤 |
7 | ポリマーJR-400 2%disp. | 25.00 | → | カチオン化ポリマー |
8 | 精製水 | To 100 | → | 基剤 |
9 | クエン酸(40%) | To 5.8 | → | pH調整剤 |
total | 100 | 100 |

濡れ髪でのすべり性試験とコアセルベート生成確認
すすぎ時の滑り性の向上

アキポとアミライトを併用することで、コアセルベートの生成領域が広がった。
検討方法
配合シャンプーによるカラー褪色抑制における アミライド単独処方、アミライト・アキポ併用処方、アキポ単独処方を用い、希釈時のコアセルベートの生成領域を確認した。

アキポを併用することで、アミライト単独よりもさらに濡れ髪の抵抗値が下がることが確認できた。
泡の評価
- 泡質の評価
10倍希釈した各試料をポンプ容器を用いて泡立て、70mLマヨ瓶に回収。粘度計にて計測(条件:M3、30rpm、1min、室温) - 泡量の評価
10倍希釈した各試料40mlを200mlのメスシリンダーへ注ぎ、上下に10回振り、1分後の泡量を観察

アミライトとアキポを併用することで泡の粘度がやや上昇する
ヘアカラーが落ちにくいシャンプーの提案処方
A | 製品名称(メーカー) | 表示名称 | 配目 | |
1 | アミライトACT-12L(味の素ヘルシーサプライ) | ココイルアラニンTEA(30%)、水 | Act.9.00 | |
2 | カオーアキポRLM-45NV(花王) | ラウレス-6カルボン酸Na(24%)、水 | Act.3.00 | |
3 | アンヒトール20AB(花王) | ラウラミドプロピルベタイン(30%)、水 | 6.66 | |
4 | 化粧品濃グリセリン(花王) | グリセリン | 3.00 | |
5 | EDTA-2Na | EDTA-2Na | 0.05 | |
6 | フェノキシエタノール | フェノキシエタノール | 0.50 | |
7 | ポリマーJR-400(ダウケミカル)2%disp. | ポリクオタニウム-10、水 | 15.00 | |
8 | 精製水 | 水 | To100 | |
9 | クエン酸(40%) | クエン酸、水 | To 5.6 | |
10 | サンソルトNo.760A(太陽化学) | カプリン酸グリセリル | 1.0 | |
11 | エマノーン3299VB(花王) | ジステアリン酸PEG-150・BHT | 1.8 | |
B | 12 | 香料(JS-BMT71701) | 0.3 | |
total | 100 | |||
pH | 5.67 |
作り方
- Aを秤量し、~70℃に加熱して均一にする。
- 40℃以下まで冷却後、Bを添加し約1分間均一にした後、30℃まで冷却する。
- 適当な容器に充填する。
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