歴史・沿革

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第1章

創業期(1931-1945)

女性の社会進出で化粧品需要の拡大を確信

1921年、13歳で大阪・道修町の小西儀助商店(現コニシ株式会社)に丁稚奉公として入った岩瀬健次郎は、10年の歳月をかけて商売の基礎を学んだ。23歳となった1931年、頼母子講で得た1,000円を元手に大阪市南区高津町に岩瀬健次郎商店を創業。変性アルコール、流動パラフィン、グリセリン、白蝋、カストル油など、整髪や化粧品原料の販売を開始した。

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  • 創業

    1931年

    岩瀬健次郎、薬品商として独立。化粧品原料を販売

  • 1935年

    変性エタノールを化粧品業界に発売

  • 1948年

    法人組織に改組、株式会社岩瀬健次郎商店を設立

  • 1958年

    東京都千代田区に東京営業所を開設

  • 1968年

    大阪市道修町に本社ビルが完成

第2章

戦後復興と成長期(1945-1970)

ヒット商品の誕生を機に、化粧品原料商社としての基盤を確立

戦災を免れた東成区東今里の工場兼倉庫を拠点に、健次郎は復興への一歩を踏み出した。まず取り組んだのは、仕入れ業者との関係強化だった。「利は元にあり」を信条に、品質の確かな原料の確保に奔走。物資不足の中でも、仕入れ先との強固な信頼関係を築き上げていった。

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第3章

新時代への対応(1971-1999)

「岩瀬コスファ株式会社」への社名変更と初のアジア進出

1971年、創業40周年を迎えた岩瀬健次郎商店は、健治を取締役副社長に任命。時代の変化を見据えた経営革新が始まった。1985年には、時代の変化に呼応し、社名を「岩瀬コスファ株式会社」へと変更。「コスファ」は、コスメティック、ファイン・ケミカル、ファーマシーの頭文字から成り、事業領域の拡大と専門性の深化を表現した。同年、創業者の健次郎は会長、健治が代表取締役社長に就任。新たな経営体制がスタートした。

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  • 1985年

    岩瀬コスファ株式会社に社名を変更
    社長に岩瀬健治が就任

  • 1993年

    つくば配送センター開設

  • 1998年

    大阪新本社ビル完成

  • 2003年

    科絲發国際貿易(上海) 有限公司を設立

  • 2005年

    科絲發国際貿易(廣州) 有限公司を設立

  • 2010年

    科絲發国際貿易(上海)有限公司 北京分公司を開設

第4章

グローバル展開期(2000-2014)

「品質重視」の精神で世界展開を推進

21世紀の幕開けとともに、岩瀬コスファは「岩瀬からグローバル企業IWASEへ」をスローガンに掲げ、世界市場への本格展開を開始。2001年の化粧品原料規制緩和を契機に、技術資料の充実や顧客へのプレゼンテーション強化など、専門商社としての機能を一層強化していった。

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第5章

グローバル成長期(2015-現在)

次世代への継承と国際化への第一歩

2015年には、当時副社長だった由典が社長に就任。健治は会長へと就任し、新たな経営体制となった。化粧品の本場であるフランスで挑戦をしたいという社員の声を受け、創業当時から大切にしている「やってみなはれ」の精神で社員に一任。同年にはパリに現地法人を設立した。

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  • 2015年

    社長に岩瀬由典が就任
    IWASE COSFA EUROPE S.A.S.を設立

  • 2017年

    IWASE COSFA VIETNAM CO., LTD.を設立
    唐津ロジスティクス・九州営業所を開設
    IWASE COSFA KOREA CO., LTD.を設立

  • 2018年

    IWASE COSFA (Thailand) CO., LTD.を設立
    IWASE COSFA USA INC.を設立

  • 2021年

    ビーエイチエヌ株式会社の経営権を取得

  • 2023年

    PT. IWASE COSFA INDONESIAを設立

  • 2024年

    IWASE COSFA MOROCCO SARLを設立

現在

岩瀬コスファの原点をたどる

創業者・岩瀬健次郎の人柄や、会社設立時のエピソードを関係者の寄稿でまとめた貴重な一冊。
今では知る人の少ない、当社の原点がここにあります。
ぜひPDFでご覧ください。