環境マネジメント

TOP > サステナビリティ > 環境 > 環境マネジメント

環境方針

岩瀬コスファは、地球環境問題を人類共通の最重要課題の一つとして認識し、「地球環境保全に配慮した持続可能な目標」を設定するとともに、その実現に向け努力します。原料調達および販売の観点から、地球の恵みである資源の持続的な利用や環境負荷軽減を推進することで、グローバルにおける企業市民としての責務を全うし、社会に貢献します。岩瀬コスファは、事業活動のあらゆる場面において、環境関連の諸法令遵守と当社のコミットメントを実現します。また、事業活動が環境に与える影響を認識し、環境への配慮と汚染防止に向けて継続的に努力します。

次の目標を2030年までに達成するように努めます。

地球温暖化

2020年10月26日、菅首相が所信表明演説の中で「2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする」と宣言したことから、日本でカーボンニュートラルに対する注目が高まっています。岩瀬コスファはカーボンニュートラルに貢献できるように協力いたします。

  • Scope1、2の排出量の70%減少を目指します。
  • 当社が調達する電力のうち、50%を再生可能エネルギーで調達します。

※ベースイヤー: 2019年

廃棄物管理

環境に配慮し資源の有効活用や廃棄物の削減に取り組みます。

  • 廃棄物排出量を売上数量の1%以下に保ちます。

水使用量削減

水使用量、排水量を継続的に管理し、環境負荷低減と循環使用による水使用量の削減に努めています。限りある水資源を持続的に使用するため、今後もさらなる水資源の保護に努めます。

  • 単年目標として総量削減目標1%/年を目指します。この環境方針は、岩瀬コスファのCSR推進室長が毎年見直し、CSRレポートおよびホームページを通して、ステークホルダーの皆様に公開します。

生物多様性

当社は、取り扱う化粧品・健康食品原料の生産が生物多様性の恩恵に依存しており、事業活動が生態系にさまざまな影響を及ぼす可能性のある事を認識しています。持続可能な社会の実現のため、生物多様性と健全性を重視し、これらへの影響を最小化するとともにステークホルダーと連携し、事業にかかわる生物多様性の保全と回復につながる活動に貢献していきます。

今後、自然関連財務情報の開示ができるよう準備を進めています。

地域環境

地域の一員として大気・水・土壌の汚染防止や騒音などの周辺環境に配慮し、法令、条例を遵守いたします。周辺地域との協調・共生をはかり、自然環境の保全と循環型社会の形成に努めます。

上記目標は、岩瀬コスファ株式会社および子会社7社を対象としています。

推進体制

岩瀬コスファは、全社で統一した環境マネジメントシステム(EMS)を運用しています。2003年に国内3拠点(大阪本社、東京本社、九州営業所および唐津ロジスティクス)を対象にISO14001の認証を取得しました。

また、ISO推進室を設置し、内部監査、外部審査および四半期ごとのPDCA会議にて、部門ごとの実施状況や進捗を確認しています。また、定期的に研修を実施し、従業員のEMSへの理解度を確認しています。

目標・KPI・実績

岩瀬コスファは、地球環境保全を重要な課題と位置づけ、自社における環境活動をモニタリングしています。2022年より稼働した新規事業、自社農園「唐津ウェルネスファーム」の影響により、前年度と比較して環境負荷が増大しましたが、モニタリングを継続し、引き続きエネルギー消費量の削減に努めています。

エネルギー消費・温室効果ガスの削減

岩瀬コスファではエネルギー消費・温室効果ガス削減に努めています。2023年度は、新規事業である自社農園「唐津ウェルネスファーム」の電気消費量を削減できました。

KPI 2030年度
目標
2022年度
実績
2023年度
実績
電力消費量(kWh) 検討中 702,774 706,532
Scope1・2排出量(tCO₂e) 135 399 435